フリーライター・海野りんごのお仕事日記

webライター5年目・海野りんごの仕事記録です。2017年5月ムスメ出産。のんびり育児とライター兼業中です

私が「フリーライター」と名乗るまで

前職を退社したのは2013年11月。
そこから個人事業主として独立したわけですが、
今年に入るくらいまで、

「なんの仕事やっているの?」と聞かれて
フリーライター」と答えることに自信がありませんでした。

「パソコンでいろいろやってる」
「文章書いたり、ホームページ管理したり」
と、曖昧にぼかしていました。

大学を卒業して早●年。旧帝大を卒業しているので、
友人たちはそれなりにいいところに務めているわけです。東京や大阪でバリバリ。
宮崎には高校の友人もいますが、軒並み公務員や教職員。

一緒に仕事の話、しにくかったなー。
たぶん、無意識に周りの人と比較して劣等感を感じていたのだと思います。
まあ実際、「自分で仕事をしている」というと、
雇われの身の友人たちからは羨ましがられるばかり。隣の芝生は青いんですなあ。

親も親戚も田舎的な価値観を持っているので、
私は定職についていないとみられるし。「せっかくいい大学出て」と何回言われたか!

でも、2014年終わり頃から、収入が安定してきました。
普通に、20万円は軽く超える感じ。ピーク時は70万くらい行きました。

ある程度「収入」という目に見える結果がついてくると、
自信がつきますね。外野のガヤガヤは聞き流せるようになりました。

親もパソコン片手にぱたぱたしている私を見慣れたのか、
なにやら応援してくれたり、頼ってくれたりします。

主人は、いつも私の仕事を「すごい!」と尊敬してくれました。
私がのびのびフリーライターとして腕一本で食べて行けているのは、
主人の存在が大きいです。
お互い自立して平均以上稼いでいるので、
「どっちかがダメになった時も、経済的に支えられる」という安心感がある。
そういう意味で、私には専業主婦は絶対無理です。

そんなこんなで、最近の収入は30万前後で推移。
堂々と「フリーライターやってます」といえるようになりました。

残念ながらというか何というか、
宮崎ではフリーライターの方が稼げるんだなあ。
っていうか、前職の時よりかなり金銭面に余裕あるし。
そう割り切れたから、こういうスタンスになれたのかも。

「稼ぐ」ことが仕事の全てではありませんが、
宮崎で働くと、どうしても「古く、非効率な体制」の中で働かざるをえないので、
そういった面でストレスが無いだけでも、稼ぐ以上の価値があります。

増えたお金で好きなこともできるし。
好きなときに投資できるお金があることは、やはり人生において大切です。

適当に書き始めたので、内容がとっちらかってしまいました。
わたしがフリーライターと名乗れるようになるまでの、ちょっとした葛藤の話でした。