Webライターはスピード?質?
一般的に、webライターは「スピード重視」「質は2の次」というイメージが有るのではないでしょうか。実際、早く納品すると喜ばれるし、多少の誤字は容認してもらえる傾向はあります。
しかし、クライアント様の性質や求められる内容によって、必ずしもスピードを最優先事項するのは得策ではないのでは、と思うことがあります。
「とにかくスピード!」を求められる場合
いわゆる「速報記事」「ニュース性があるもの」はやはりスピード第一。以前のお得意先様は、ニュース(の二番煎じ)のような記事を依頼することが多く、その時は「発注から1時間」というのが作業の目安でした。webの最大の魅力である速報性を活かすには、スピードが大切ですよね。他メディアよりも少しでも早くリリースすることで、それだけPVも稼げますし、SEOとしても有利ですから。
なので、私はこういった速報性を重視している取引先の時はとにかく「即レス・即納品」というのを心がけていました。フリーランスで、在宅の作業メインなので作業スケジュールがある程度自由だったのが功を奏し、かなり「使いやすい」と思われていたと思います。
ただ、ちょっと誤変換が多かったのが今考えても反省です。だいぶ精度もあがり、改善されたので、大変でしたが、速報系のお客さんには感謝しています。
即納品のために私がやっていた効率化についても、今後まとめて記しておこうと思います。
質が重視される場合
一方、即納品がマイナスになるのでは…と思われる場合もあります。それは、専門メディアなどで、質が求められている場合。こういった場合、依頼の専門性も高く、単価も高く、納期にゆとりがあることが多いです。よく考えたら、当たり前の話ですね。
ただ、速報メディアの経験が長いのが災いして「とにかく即納品!」をやりたく鳴ってしまうのが悪い癖。しっかりとした記事をお客さんが求めているのだから、あまりに早すぎる仕事は「手抜き」「雑」と思われる懸念があります。もちろん、仕事の優先度を高めているだけで、決して手を抜いているわけではないのですが、そういったイメージを持たれるのはあまり得策ではありません。
「安かろう悪かろう」だけでなく、「速かろう悪かろう」みたいな気持ちを持たれることもあるんじゃないかなーと最近思うのです。
なので、もちろん巻で早めに仕事しつつ、納品タイミングは自分のタイミングより少し後にしています。締め切りの2~3日前くらい。自分で宣言したタイミングがあるなら、それよりも少し前に最終納品の形にして、連絡するようにしています。
こうすることで、何度も読み返すゆとりが出来る→記事の質が上がる→予想より速い納品にお客さんも満足→次の依頼といいスパイラルになるのではないでしょうか。
私の武器である「スピード」に、専門性を付加すべく、絶賛修行中です!