フリーライター・海野りんごのお仕事日記

webライター5年目・海野りんごの仕事記録です。2017年5月ムスメ出産。のんびり育児とライター兼業中です

妊婦ライターにジョブシフトしました

お久しぶりです、海野です。
生きてます!!

しかも、ふたり分。

Twitterでもポツリと呟きましたが、
この度妊娠し、2017年5月に出産予定です。

妊婦フリーライターにジョブシフトです。
とは言え、今のところ普通にお仕事をしている状態です。
幸い、家の中でできる仕事だし、
無理したり、迷惑かけたりしない程度に頑張ろうと思います。

当面の目標は
「今までより、頑張らない」

具体的にすると、
・1日に執筆するのは3本程度(5,000字~10,000字くらい)
・自分から新規の提案はしない、クライアントからのお誘いは、
 よく考えて返事をする
という感じです。

もう少し出産が近づいたり、
体調が悪化したりするようであれば、その時どきに見直していこうかなと。

※つわりの時期もありましたが、のらりくらりやり過ごしました。
 このあたりも今度自分のためにまとめておこうと思います。

在宅ワークも増えていて、妊娠とお仕事を両立させている先輩方は多いです。
そして、今後ももっと増えることでしょう。

私の経験なんぞ微々たるものですが、
これからの人の参考になるように、気づいたことや気をつけたことなど、
仕事メモと合わせてちゃんと残しておこうと思います。

・つわりと仕事のかねあい
・いつまで仕事を続ける?
・クライアントへ妊娠を伝える時期(まだ悩んでいる)
・暇になると妊娠情報を漁ってしまう
・旦那が神に見えた瞬間
などなど…書きたいことはたくさん…
これからも、増えていくんだと思います。

****
7月で止まっていたこれまでの稼ぎまとめ
・8月:32万くらい
・9月:27万くらい
・10月:40万くらい

これからは少しペースを落としつつ、
お腹の子と一緒に頑張ります(^o^)

2016年7月のフリーライター売上まとめ 合計43万円くらい

8月!やっと梅雨もあけ、もう夏だ~と思いますが、
お盆を過ぎると秋の香りも入ってくるのでしょう。
結構、日本の夏って短いよね。


さて、7月の総収入(手取り)は約43万円。
6月の未確定分を少し乗せていたり、
先取りした報酬もあるのですこ~し多め。
7月実作業分だけで言うと、33万くらいじゃないかなあ。
今月は稼動日20日。土日祝はしっかり休んだ(というか、引越し作業で潰れた)。

 

ランサーズ※ 130,000円くらい
直接契約1(時給) 16,000円くらい
直接契約2(記事作成) 36,000円くらい
直接契約3(固定給) 60,000円
直接契約4(ほぼボランティア)

50,000円

直接契約5(記事作成)

68,000円くらい

 

※ランサーズについて補足


7月に主に担当したのは、

  • 宝塚記事
  • 経理専門記事
  • FB投稿文作成

がメインです笑。継続依頼を続けていただけですね。
経理の専門記事が、他のライターさんの都合もあって受注量が増えた感じ。


また、ご縁あって新規取引先が増えました。
いろいろオールラウンダー的に記事執筆のサポートをしています。
わりとどんな形式にも対応できるので、重宝されているっぽいです。
でも、15,000字✕2本は大変だった・・・。
普段1,000字~3,000字をメインにしているので、とっちらかりそうになりました。
いい経験になったかな。構成を考えるのが大変なだけですしね。

私は分かりやすく編集したり構成したり噛み砕いたり、は得意なのですが、
見出しやタイトルをキャッチーにするのがやや苦手。
その部分の指導を仰ぎつつ、頑張ってます。

7月思ったより仕事していない・・・と愕然としていたのですが、
かき集めたら意外と働いていました。
引っ越しでバタバタしていた割には、頑張ったぞ!という形。

8月も引き続きまとまった依頼を頂いていますが、
良くも悪くもやや慣れがある分、ちょっと毎日の作業がだらけがち。
もう少し日中の生産性があげられるよう、工夫せねばなあ。

とりあえず、仕事椅子にバランスボールも選択肢として加えてみました。
背中がすっごく疲れます。でも座り続けてもおしりは痛くなりません。
悩んだ結果、一日交代で使っています。笑

8月は夏を楽しみつつお仕事もぼちぼち頑張ります。

 

「楽しいことを仕事にしない」働き方もあるんじゃない?

こんにちは、海野りんごです。
昨日の誕生日で、立派なアラサーとなりました。
夕方に降った雨のおかげで、なんと、2重にかかった虹が見えましたよ。

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さて、私は「趣味を仕事にする」「やりたいことでお金を稼ぐ」ことには懐疑的です。

そりゃ、自分にとって楽しいことだけをやって生きていければ良いかもしれない。
でも、そうすると本当の趣味を見失いそうで、嫌だなーと。

仕事で稼いだお金で、好きなことをする。
これが私の仕事に対する一番の意義です。
仕事を通して自己実現、とはならないと思います。
「より人の役に立つ方」は選びますが、あくまで仕事は仕事。
そう割り切って仕事を選んでいる部分は多いです。

というのも、好きなことに関する仕事は、
どうしても深く入りすぎて、採算度外視になりがちなんです。
一介の個人事業主として、収支バランスを考え、さきのことを考え
私の生産性を最大限上げるには、客観的に仕事できる案件を選ぶほうが良いみたい。

好きなことでお金を稼ぐのは1つの理想かもしれませんが、
それを求め過ぎるのは、結果的に自分の首を締めるかもしれない。

とはいえ、これは
「仕事にできるほどの特技・趣味がない」ことの裏返し。
だから、私が選んだのは、
「やりたいこと」ではなく、「できること」を突き詰めること。

「やりたいこと」はあまり変動ありませんが、
「できること」ってどんどん増えるんですよ。

リソースをつぎ込むなら、こっちのほうが伸びしろがある。
結果的に、仕事との良い距離感も保てる。
その分、趣味が楽しい。私にとってはいいことづくしの判断基準。

もちろん、適正な報酬をいただくことは立派なモチベーション。
(お金だけでなく、成長、フィードバック、人間関係なども含みます)
でも、「楽しい!」だけでは仕事のモチベーションにしたくないな、というのが私の考えです。

「できること」を増やして、自分の裾野を広げてはじめて、
「仕事を選ぶ」ポジションになるんだろうなと思います。

とりとめのない話になりましたが、
誕生日を迎えて、今後の働き方を考えるにあたって、
ぼんやりと考えたことでした。
まだしっかり言語化できていない部分が大きすぎるので、
何度かブログに書きつつ、言葉に落としていこうと思います。

だから、今年もたくさんできることを増やしていきたいです。
もし、フリーライターを始めたばかりのひとに私がアドバイスするとすれば、
「最初のうちは来た仕事は(ある程度)何でも受けてできることを増やそう」ということですね。

もう一度過去に戻れるなら、この道を選ぶだろうか?


こんにちは、海野りんごです。暑いです(*_*)
さて、表題の通り。
あなたは、「過去に戻りたい」と思ったことはありますか?
後1週間で歳を取るので、ちょっとこれまでの人生を振り返ってみようと。

 

思い返せば、たった2●年の人生ですが、たくさんの転機がありました。

 

・高校を選ぶ時(結局、県下有数の進学校に進学)
・文理を選ぶ時(文系。日本史世界史選択)
・大学を選ぶ時(関西の旧帝大に進学)
・大学のゼミを選ぶ時(心理学)
・就職先を選ぶ時(大阪の士業事務所に就職)
・彼氏の仕事に伴い宮崎に帰る時(今に至る)※

この中でも、

一つだけ「ここで違う分岐を選んでいたらどうなるかな」と思うのは、
高校の文理選択。


どうしても文系学問に興味があったのでそちらの道を選びましたが、
理系だったら全く違った人生になってたんだろうな。
大学で理系の友達たちの話を聞くのも楽しかったし、
医学や看護の世界だってスムーズに進むことができたでしょう。
研究者気質と思うので、学術分野を極めていたかもしれないな。

※ここまで書いて気づいた。私にとって結婚はあまり転機ではないみたい。笑

 

でも、結局私にとっては「今」が一番。
今が一番だから、特に過去には戻りたくないです。

 

例えばこれから医学の道や科学の道を目指すとして、
それはこれまでの人生の上に積み上げていけばいいこと。
「過去に戻りたい」というのは今を否定したいということではなく、
過去に失われた(はずの)選択肢をもう一度蘇らせたい、
私にとってはそういう意味を持つようです。

 

だって、なんだかんだ文系の学生生活とっても楽しかったし。
心理学とはいえ、臨床ではなく認知の方なので、
結局理系の人以上に実験&解析の日々だったし。
文学部の図書室、すごかったし。

 

「もしも」で生まれる別の世界線のことは、
同時に認識し得ないので考えてもしかたのないこと。

 

結局、私は今の私の人生に満足している。
だから今後も、毎日ひーひー仕事しつつも、楽しいことを追い求めていきたいな。

 

「やり直せるならやり直したい」
そういう言葉をよく聞きますが、それって本当に必要なこと?
やり直したいと思ったことを、いまからプラスで始めればよいのかも。
(もちろん、できないこともあるけれど)

 

今のところの私の人生哲学の1つは、これです。

 

2016年6月のフリーライター売上まとめ 合計29万円くらい

7月!1年折り返してしまいました。
毎日雨続きでいやんなっちゃいます。


さて、6月の総収入(手取り)は約29万円。
ただ、ランサーズや直接契約で上手く確定させられなかったのが
4万円くらいあるのが、少額ながらちょっと悔しい。
今月は稼動日22日。土日祝はしっかり休んだ(というか、予定があった)。

 

ランサーズ※ 110,000円くらい
直接契約1(時給) 30,000円くらい
直接契約2(記事作成) 27,000円くらい
直接契約3(固定給) 1100,000円
直接契約4(ほぼボランティア)

10,000円

直接契約5(記事作成)

6,000円くらい

 

※ランサーズについて補足

プラス、実質完了で先方の振込確定待ちのみが30,000円弱ありました。


6月に主に担当したのは、

  • 宝塚記事
  • 一人暮らし向けガイド記事
  • 経理専門記事
  • FB投稿文作成
  • 文字起こしからのインタビュー記事作成

がメインです笑。
文字起こしを記事にするのは結構骨が折れますが、
なかなかどうして楽しいです。
まだ私にもスキル的に足りない部分が多いものの、
担当さんがしっかりフィードバックしてくれて、ありがたやーです。

 

今月は、業務委託契約している企業が、
賞与月ということもあり、少し多めに振込。ボーナス気分。(寸志だけど)

やっていることは手広いですが、業務委託契約にもすごく可能性を感じてます。
実際、上の会社は、私が業務委託の在宅社員第一号ですが、
「在宅勤務、全く問題ない」とわかってもらえたのか、
役職者の在宅勤務開始やら、新規業務委託・在宅勤務社員の採用やら、
積極的に進めています。
妊娠している社員だったり、わけあってフルタイムで働けない人に
新たな道が開けていて、まさに今後の理想形の1つじゃないかな。

そのきっかけになれたのだとしたら、嬉しい。
イイコトだけでなく、業務委託契約ならではの苦労もありますが…。

ライターだけでいいのかなとか、
もっと「人」と関わりたいなとか、
いろいろ悩める6月でした。

さて、7月はいよいよ引っ越しますよー。
住所変更諸々が終わって落ち着いたら、誕生月ということもあるし、
新しいことを始めようと思っています。

幸せになれるおまじない-私のストレス解消法

こんにちは、海野りんごです。

お仕事でうまくいかないことがあり、ちょっと凹みがちな6月です。
すっごく気分が落ち込んだとき、あなたはどうしますか?

 

先日NHKで放送された「キラーストレス」についての特別番組。
http://www.nhk.or.jp/special/stress/

何気なく見ていたのですが、
ストレスに対処する一つの方法として、
「気分が落ち込んだらやることをリストアップしておこう。100個くらい」
という内容がありました。

 

確かに、自分がストレスを感じている時に、
「ストレスによって不調である」と自覚できるようになることは大切。
そして、即座に「●●しよう」と方向転換をはかることが、
ストレスをコントロールすることにほかなりません。

 

100個まではないけど、私には確実に「落ち込んだらやること」があります。

それは、「たまご味の黄色い甘いもの」を食べること。

 

コンビニの皮の薄いシュークリームでも、
薩摩蒸気屋のかすたどん(※南九州のおもたせ定番)でも、
洋菓子屋さんのプリンでも、
なんでもいいんです。
これは、私にとって幸せになれるおまじない。

 

私の体は、カスタード味のものを食べると、
自動的に幸せになるようにできています。

 

もちろん、もともと「好きだから」というのもありますが、
それだけではありません。

 

私は宝塚観劇が趣味です。
宝塚には、一幕と二幕の間に、25分~30分の幕間休憩があります。
その時に必ず、「たまご味の黄色い甘いもの」を食べるようにしているんです。

宝塚の幕間、
それは「一幕の余韻」「まだ二幕もあるという期待」に包まれた、
この上なく幸せな時間。
その時間にいつも同じものを食べることで、
「味覚」と「幸せという感情」の関連を強化させ続けてるのです。
いや、ただ好きなだけなんですけど。

 

このおかげがあってか、
多少落ち込み気味の時でも、シュークリーム食べれば元通り。
単純で便利な体です。

 

でも、羽海野チカ先生の「3月のライオン」(7巻)でも、

辛いことが合った日に、夕食前にもかかわらず、大好物をたらふく食べるシーンがあって。
「好きなものなんて、こんな時に食べないでいつ食べるの!!」
というセリフが続くんです。プリンを食べながら、このセリフを思い出しています。

 

確かに、「ストレスを感じたらやること」を決めておくのは有効。
まだまだ30個くらいしか無いから、頑張って100個書き出してみようかな。

 

みなさんもぜひー。

 

ちなみに、うちの旦那は私の習性を理解しているのかいないのか、
やらかした日とか、飲み会で遅くなった日とかは、
コンビニでプリン買って帰ってきます。笑

地方(宮崎)でクラウドソーシングをするデメリットについて考えてみた

ごきげんよう、海野りんごです。
梅雨入りしましたね~。

さて、先日は
「宮崎でクラウドソーシングをするメリット」について考えました。

mare-pomme-work.hatenablog.com

今回は、その反対。デメリットについて赤裸々に語ります。私見です。
「自由でいいね!」「私より稼いでるやん」と周りから言われますが、
もちろん、その分のデメリットがあることは事実です。

 

1.社会的信用が得られない

クラウドソーシング」なんて言葉を知らない人がほとんどです。
親世代になれば、スマホも、パソコンも苦手…という方が多い中、
私の仕事についてはなかなか理解してもらえません。

しかも、日中家にいるので、ご近所の方からしたら
「なにしちょるのやろか」と思われる始末。

こればかりは半ば諦めです。だって「公務員」最強ですからね。

でもまあ、周りに何と言われようと私の仕事の妨げになることはないので、
最近は笑顔で「フリーライターやってます」「パソコンで文章書いてます」と
サラッと受け流せるようになりました。

でも、なんとなーく、しっかり働いているとは見られにくい気がします。
良くも悪くも、田舎は新しいものの受容が遅いんですよね。


2.取材案件に弱い

ライターの仕事はいろいろあり、おかげさまで仕事に困ってはいませんが、
どうしてもできないものがあります。

それは、現地に赴いての取材案件。
どうしても、首都圏にお住まいのライターさんのほうがこういった経験には強いです。
ちょっと悔しいです。

スカイプ等で打ち合わせは問題ないんですけど、どうしてもね。
お出かけは好きなので、宮崎でそういった案件がないか、
自分でも作れないか、考えているところです。

3.運動不足になる

取材もないため、基本的には引きこもりライターの私。
結論として、運動不足になります。田舎は車移動なので、なおさらです。

なので、せめてもの悪あがきとして、
ちょっとした買い物はなるべく歩いて行くようにしています。

こんなに運動していないのに、
エステに行ったら「めっちゃ筋肉量ありますよ。運動好きなんですか?」と言われる。
不思議だ。

4.ノマド場所が少ない

コワーキングスペースが無いです。
憧れです。

一応、宮崎県の日南市には、
クラウドワークスも関わっているおしゃれなコワーキングスペースがあります。
(赤レンガ倉庫を使っていておしゃれ)

www.akarengakan.jp

でも、宮崎市からは車で2時間かかるので、
日常的に使えないという…悲しい。
まだ行ったこと無いので、近々行ってみたいと思います。

外で仕事しようと思ったら、カフェか図書館がメイン。
いつかコワーキングスペース作りたいなあ、
作業場だけでなく、いろんな人が集うサロンみたいなの併設で。
というのが小さな夢です。

5.ネット環境があまり整っていない

いろいろな意味で、ネット環境が弱いです。
Wi-Fiスポットが少ないのも辛いですが、
山奥に行くと電波が入りません。

行きつけの温泉は携帯の電波すらはいらないので、
テザリングで作業することすら不可能です。
いっそ電波断ちしなさいということかもしれないですね。

ポケットWiFiなど、室内でも電波が弱いので、
うちは結局フレッツに契約しなおしました。

6.本屋さんが小さい

ネットでの買い物も多いですが、本屋さんは別です。
やっぱり店頭に並んでいるものを見ると、いろいろ刺激を受けます。

でも、都会のように大きな本屋がない!
本屋は大きさ=取り扱い書籍の多さなので、
これは致命的に辛いです。。

しかも、入荷も遅い。
漫画の新刊は、いくら最速で手に入れようと思っても、
フラゲできる地域の人からすると1週間位遅いのではという体感です。。
文化的娯楽が少ないので、都会の人より
インプットには貪欲な姿勢が必要です。

 

いろいろ書きましたが、
地方だからこそフリーランスのメリットが享受できていると言うのは事実です。

こうして俯瞰的に地方を捉えつつ働いていると、
ひしひしと閉塞感を感じるのは事実です。

「勉強がカッコ悪い風潮=就労できる職の限定」という悪循環も見えますし、
そもそもの雇用機会のなさも悲しいくらい。

今後更に過疎化は進むと思いますし、
単純な仕事や体力仕事はどんどん機械化が進むと思います。
そうなると、「雇われる」ことなく、
自立して働けること、さらに言えば「人に仕事を提供できる可能性があること」
というのが、今後の地方の働き方のキーワードではないかと感じてます。